住宅ローン控除②
と住宅ローン控除の説明をしてきましたが
なんとなく分かっていただけたでしょうか?
説明が分かりにくいぞ!!
とお怒りの方、
確かにその通りです・・・。
それでもめげずに、住宅ローン控除の第3回目
を説明させていただきます。
もし、内容が間違っていたり
説明が分かりにくいという方は
どんどんと指摘してくださいね。
今週は、実際どうやって住宅ローン控除を
申請するについて説明したいと思います。
住宅ローンを組んで、家を建て、入居しても
税務署にそれを伝えなければ、たとえ控除の
対象であっても、この権利を行使できません。
控除、還付をしてもらうためには、その年度に
税務署に確定申告しなければいけません。
会社にお勤めの方でも、年末調整では申請
することが出来ないのでご注意を。
ただし、2年目からは、給与所得者であれば
年末調整により控除を受けることができます。
初年度は確定申告によってのみ税金負担が
軽くなるので、面倒でも確定申告しなければ
いけません。
確定申告時に必要な資料は以下の通り
■住民票の写し <取寄せ先>市役所・町役場等
■金融機関からの
「住宅取得資金にかかる借入金等の年末残高証明書」
<取寄せ先>ローンを申し込んだ金融機関
■住宅借入金(取得)等特別控除額の計算明細書
<取寄せ先>税務署
■所得がわかるもの
(給与所得者の場合、給与所得の源泉徴収票など)
<取寄せ先>(給与)お勤め先、(年金)社会保険庁 など
■敷地・家屋の登記簿謄本
<取寄せ先>法務局・出張所
■売買契約書等、家屋等の購入年月日及び家屋等の
購入の対価の額を明らかにする書類
→契約書に記載
■建築士から交付を受けた増改築等工事証明書(増改築の場合)
→契約書に添付されている
確定申告はちょっと面倒ではありますが
それでも、帰ってくるお金は結構な額
になると思いますので、苦労する価値は
十分にあるはずです。
もらえるものはしっかりともらっておきましょうね!